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01/23 老いを知る(2) ~電子工学から量子工学へ~

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老いを知る(2)
~電子工学から量子工学へ~
昨年10月Google 社は量子 コンピューター 実現への新しい1歩を踏み出したと報じた。最新の スーパーコンピューターで1万年かかる問題を3分で解けるということだ。近年、トランジスターの限界、ノイマン・コンピュターの限界、という言葉が言われるようになった。1958年に私の母校大阪大学工学部に電子工学科という最先端の分野が創設された。私は電気工学科に席を置いたまま、第1期生としてこの電子工学科に身を置いた。以来、60年を過ぎる今もこの分野を専門として時代の先端を担ってきたという思いで過ごしている。
つい先日、昨年の11月、に私が研究・開発・事業化と60年近く打ち込んできたパナソニック社の半導体事業が台湾の会社に100%売却されたというニュースが報じられた。 驚きと納得の複雑な気持ちが交叉することは自然なことかもしれないが、やはり寂しさを感じる。 まさに “老いを知る” 第2幕だと気づいた。
日本のエレクトロニクス産業が、成熟というプロセスを終えてアジア大陸への大移動となって、人類への貢献という真の使命に向い始めたという事実なのだ。私たち研究者・技術者にとって喜び以外の何物でもないはずではあるが、何か寂しい気持ちと不安を感じるのは何故だろうか。
量子力学の世界が人類の存続と繁栄のための次の発展の礎となるであろうと理解することは容易である。しかし、この量子力学という物理学を真に理解することの難しさは、我々の時代の感覚からすると、想像を絶するものである。

-25:31
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Quantum Mechanics: Animation Explaining Quantum Physics

Via: Physics Videos by Eugene Khutoryansky/YouTube